ロレックスのエアキングは不人気って本当?口コミや評判も掲載

ロレックス公式HP

ロレックスと聞くと全てのモデルが高く人気があるイメージをもつ方も多いのではないでしょうか。確かにロレックス自体人気が高いブランドでプレミア価格がついているモデルも多く存在しています。

しかし中にはあまり人気がないモデルもあり定価よりも安い買取価格になるモデルも存在しています。

そんな中時折耳にするのが『エアキングはあまり人気がない』『エアキングはちょっと微妙』などロレックスを代表するモデルの1つであるエアキングの人気についてです。

エアキングは非常に歴史の長いシリーズでロレックスの中ではなくてはならないシリーズですが本当にエアキングは不人気なのか?買取率やそのほか口コミや評判など様々な目線で調査まとめました。

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この記事を書いた人
KAKITANI

鑑定士歴15年。質屋で買取販売業務に従事し現在買取専門店に在籍中。
ブランドバッグや腕時計などブランド品買取に関する情報を発信したりメディアからの依頼で雑誌などの監修も行っています。

【取材・監修実績】週刊SPA/MBS毎日放送(ゼニゲバ)
【所持資格】リユース営業士/ファイナンシャルプランニング

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ロレックスのエアキングについて

ロレックスのエアキングが誕生した1940年代。ロレックスにはモデル名の他にエベレストやメトロポリスなどペットネームと言う愛称を持つモデルがいくつか存在していました。

現行のモデルでは想像ができませんがエアキングは飛行機のエンジン部分にデザインが似ている事からその名で呼ばれるようになりました。

ほとんどのモデルが消えゆく中唯一残ったのが“エアキング”と言うペットネームを持っていた今のエアキングです。

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ロレックス最古のペットネームを持つシリーズとよく言われますがペットネームとは相性の事を意味しています。

1950年代になると『AIR KING』と言う文字を配した初代エアキングRef.5500が登場。その後マイナーチェンジを行いながら2014年には惜しまれながらも一度生産が終了してしまいました。

しかし2016年には大きくデザインチェンジをして再度登場し今なお現行モデルは勿論製造が終了したモデル達も高い人気があります。

エアキングの特徴

ロレックス公式HP

2016年以前のエアキングと言えば豊富な文字盤バリエーション、多彩なベゼルバリエーションが特徴でしたが2016年からのエアキングRef.116900はミルガウスと同じく耐磁機能を備えたCal.3131が搭載されています。文字盤のバリエーションなどはなく黒文字盤に緑色の秒針とROLEXの文字、黄色のブランドロゴが特徴的でスポーティな仕上がりとなっています。

エアキングは不人気なのか?

価格ドットコム

本題のエアキングが不人気なのかについてですが、結論確かにGMTマスターやデイトナなど他のスポーツモデルに比べると人気は低い傾向にあり実際に何年も定価を下回る買取価格でした。

人気がある、人気がないという具体的な基準や指標はありませんが買取価格や並行販売価格は需要が高くなればなるほど上がる傾向にあります。

しかし以前に比べてエアキングの人気はかなり高くなっており取引相場も上がっています。

2018年は55万が買取の相場でしたが2021年8月で85万、2022年12月には100万まで上昇。

なんと3年間で約30万の1.6倍にもなっています。ロレックス全体の相場が上がってきている事もありますが特に高騰率はかなり高いです。

エアキングの評判や口コミ

エアキングの評判や口コミを調べピックアップしました。独特なデザインである為好き嫌いが分かれデザインが好みではないという口コミもありました。

文字盤も個性的で緑と黄色の色使いも綺麗です。

耐磁性も強く日常使うにはちょうど良いです。

スーツには少し厚めの本体が気になるかな?と思いましたが直ぐに慣れました。一部抜粋 価格ドットコム

文字盤上のグリーンのロゴとイエローの王冠マークががカッコいいですね。自分も気に入ってます。一部抜粋 価格ドットコム

地方の百貨店ですが、エアキングの在庫がありました。腕にはめてみましたが、文字盤にクセがあるため、気になり購入に至りませんでした。一部抜粋 価格ドットコム

エアキングはプロフェッショナルシリーズ?クラシックシリーズ?

ロレックスの時計はプロフェッショナルシリーズ、クラシックシリーズに分類されます。

クラシックシリーズはデイトジャストやオイスターパーペチュアル、スカイドゥエラー、デイデイト、チェリーニが該当します。

エアキングはプロフェッショナルシリーズ(スポーツシリーズ)に該当し、エアキング以外にサブマリーナ やエクスプローラー、デイトナなど人気シリーズの多くがプロフェッショナルシリーズです。

元々エアキングはクラシックシリーズでしたが2016年にマイナーチェンジ以降はプロフェッショナルシリーズに分類されるようになりました。

エアキング の中でも人気の高いモデルは?

一言にエアキング と言ってもモデルやバリエーションが多いエアキング ですがエアキング の中でも人気が高いモデルはどれなのか?今回は5つのモデルをピックアップしました。現行のエアキングは高額ですが生産終了モデルは購入しやすい価格帯ですのでロレックスを購入検討されている方は是非選択肢に入れてみてください。

エアキング  114200 黒・青文字盤

まず1つ目が2007年から2014年の間に製造されていたモデルのRef.114200です。

中古市場での販売価格は40万円付近のものが多く状態がよく、付属品が揃っていると50万円付近で販売されております。文字盤は黒と青の人気が高く旧型に比べるとブレスレットが頑丈になっている所がこちらのモデルの特徴です。

エアキング 14000 シルバー文字盤

2つ目は1990年頃から2000年まで製造されていたモデルのRef.14000です。文字盤のバリエーションが豊富ですが中でも人気の高い文字盤がシルバー文字盤。Ref.14000はケースサイズが34mmと言う事もあり男性、女性どちらもつけることができ中でもシルバーは着けやすいと言う事もあり人気が高いです。

エアキング 14000 黒文字盤

エアキング の中で人気が高いのが黒文字盤のRef.14000です。こちらのモデルの何がいいかと言うとコストパフォーマンスです。エアキング はロレックスの中で比較的価格が安いシリーズで状態などによっても異なりますが30万円前後で購入できるものも多々あります。価格が安いからと言っても品質が低いと言うわけでもないためコスパが非常に高いシリーズです。特に黒文字盤はスタイリッシュで格好良いため人気が高いモデルです。

エアキング 14010M

飛行機のエンジンのようなデザインをしているベゼルのエアキング14010M。エンジンターンドベゼルを搭載しているモデルは少なく独特なデザインでアクセントになっています。文字盤はやはり黒文字盤が一番人気が高いです。ポリッシュベゼルなどではなく少し変わったデザインのモデルが良いという方にはオススメのベゼルデザインです。

エアキング 116900

エアキングと言えば34mmと少し小ぶりなケースサイズが特徴でしたが現行の116900は40mmとメンズサイズです。ベゼルは鏡面仕上げ光を反射する為高級感があります。ムーブメントはミルガウスと同じくCal.3131を搭載。仕事の場面から普段使いまで幅広く使う事ができ資産価値も高いモデルです。現行のロレックスは全てブレスレットが以前に比べて頑丈になっていますので長年使ってもくたびれる事なく綺麗に使う事ができます。

ロレックスやエアキングの買取金額を知りたい時は一括査定サイトが便利です。おおまかな買取相場が知りたい時も便利ですので是非活用されてみてください。

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鑑定士歴15年。質屋で買取販売業務に従事し現在買取専門店に在籍中。
ブランドバッグや腕時計などブランド品買取に関する情報を発信したりメディアからの依頼で雑誌などの監修も行っています。

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