【ダイヤモンド】と【ダイアモンド】正しい表記はどっち?鑑定士が解説

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高価な宝石として有名なダイヤモンド(DIAMOND)。宝石などにあまり詳しくないという方でも一度はその名を聞いた事があるのではないでしょうか。

基本的には無色透明で中にはカラーダイヤなどかなり貴重なものもありジュエリーだけではなく時計などにも使われています。

今回はダイヤモンドとダイアモンドどちらの表記も見たことがあるけどどちらが正しいのか?違いなどはあるのかまとめました。

結論一般的にはダイヤモンドと呼ばれる事が多いですが、文化庁が定める表記では実はダイアモンドが正式な表記になります。(詳しくは後程解説)

ジュエリーの業界でもブランドによって違いがありますので是非参考にしてください。

ダイヤとダイア 正しいのはどっち?違いはあるのか

ダイヤモンド、ダイアモンドどっちが正しいか実に紛らわしいですね。

ダイヤモンド、ダイアモンドはDIAMONDと言う言葉を日本語に変換した際の発音の問題なので結論どちらが正しくてどちらが間違いと言う事はありません。

そのため特に違いもありません。

GoogleなどWEB上で『ダイアモンド』と検索しても『ダイヤモンド』と言う言葉と同じ単語として認識をされる為どちらで検索しても何ら変わりがありません。

ダイヤモンドの名前の由来と歴史について

○○ストーンなどであれば想像ができますが。ダイヤモンドってそういえばなぜダイヤモンドと言うか考えるとよく分かりませんね。

ダイヤモンドとはギリシャ語で“征服されざる”と言う意味を持つ『ADAMAS』と言う語源が名前の由来です。自然にできるものとしては最も固い物質である為、その名がつけられたと言われています。

元々ダイヤモンドはインドで産出されていたもので紀元前800年頃にはすでにインドではお守りとして扱われていたようです。その後ヨーロッパに伝わりましたが、当時はまだ今のような美しい輝きを放つような形はしておらず、ほとんど原石に近い形で扱われていたとされています。

1700年代には現在のラウンドブリリアントカットの原型となるオールドヨーロピアンカットが誕生。それから200年以上の時を経た1900年代になってからラウンドブリリアントカットが誕生しました。

また現在ダイヤモンドの品質基準である4Cが誕生したのは1940年頃の事で“ロバートM.シプリーシニア氏”によって名づけられました。

ダイヤモンドは宝石の中で唯一世界的に品質基準を持った宝石で、4Cがある為安定した資産、価値を保っていると言われています。

KAKITANI
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ダイヤモンドは宝石の中で最も認知が高い鉱物です

業界別に読み方を調査

業界ごとにダイヤモンドと記載がされているのか、それともダイアモンドと記載がされているのか調査しました。

カルティやティファニーなどのジュエリーの業界

画像出典 ミキモト公式HP

 

まずはカルティエやティファニーなどジュエリーブランドはどのように表記しているのか?

今回ジュエリーのブランド全てを調査出来たわけではありませんが、ヴァンクリーフやブルガリ、ハリーウィンストンなどほとんどのブランドは『ダイヤモンド』と言う表記でしたがミキモト、NIWAKAなど中には”ダイアモンド”と言う表記のブランドもありました。

日本のブランドでダイアモンド表記の可能性があるのでは?と思い、その他TASAKI、4℃、ポンテヴェキオなども調べましたが、これらはダイヤモンドと言う表記でした。

結論ジュエリーの業界ではどちらの表記もされているというのが分かりました。

 

ダイヤモンド表記ブランド

・カルティエ/ブルガリ/ティファニー/エルメス/シャネル/ヴァンクリーフ&アーペル/ハリーウィンストン/ポンテヴェキオ/4℃/TASAKI/ヴァンドーム青山/アーカー

 

ダイアモンド表記ブランド

・MIKIMOTO/NIWAKA

 

文化庁の読み方はダイアモンド

ダイヤモンドの方が違和感がありませんが文化庁の外国語の表記についてと言う項目では下記の様になっています。

4 イ列・エ列の音の次のアの音に当たるものは,原則として「ア」と書く。

〔例〕 グラビア ピアノ フェアプレー アジア(地) イタリア(地)
ミネアポリス(地)
注1 「ヤ」と書く慣用のある場合は,それによる。
〔例〕 タイヤ ダイヤモンド ダイヤル ベニヤ板
注2 「ギリシャ」「ペルシャ」について「ギリシア」「ペルシア」と書く慣用もある。

イ列とエ列の発音の次がアの場合は原則として『ア』と書くとなっているのでこの場合ダイヤではなくダイアと言う事になります。

しかし注1にあるように『ヤ』と書く慣用のある場合はそれによる。と記載があり例の部分にはっきりとダイヤモンドと書かれています。

そのためどちらかと言うとダイヤモンドの方が一般的と言うのが分かります。

ニュースなどメディアでの表記は

ニュースなどメディアではどのように表記されているのかも調査しました。まずヤフーニュースで調査した所どこの媒体も『ダイヤモンド』と記載されていました。

そしてNHKのサイト内でも『ダイヤモンド』と言う表記でした。ちなみにですがどちらのサイト内でも『ダイア』と検索しても『ダイヤ』に変換され検索の結果は同じでした。

KAKITANI
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ダイアモンドと表記しても誤りではありませんが、どちらかと言うとダイヤモンドと表記されている事が多いです。

ダイヤモンドの価値について

ダイヤモンドは永遠に輝きを失わない宝石で価値がなくなる事もありません。永遠の絆、純愛などの石言葉がありウェディングなどのシチュエーションでも昔から使われています。

ダイヤモンドは長い年月を経て形成され、需要も高い為価値があります。しかしどんなダイヤモンドでも高い価値がある訳ではありません。品質がよくないダイヤモンドやメレダイヤと呼ばれる小さなダイヤモンドなどはそこまで高値で取引される事はなく比較的安価で手に入れる事ができます。

例えば1ctのダイヤモンドでもグレードによっては10万円以下で購入できる場合もあれば100万ぐらいする物もあります。それほどダイヤモンドと言うのはグレードによって価値が変わってくるのです。

この記事を監修した人
KAKITANI

ブランド鑑定士歴13年。
東京都在住。東京を中心に大阪などでも買取業務を経験。現在買取専門店に在籍中。
得意なジャンルは時計、バッグ、宝石。
【所持資格】リユース営業士/ファイナンシャルプランナー3級

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