宝石のルースとは?知っておきたいルースの買取事情についても解説します

ルースとは別名で裸石とも呼ばれ研磨加工はされているけど土台についていない状態の宝石の事です。ほとんどの宝石はネックレスや指輪などに加工されてから販売されますがルースだけ購入して自分の好きなデザインのアクセサリーを作るという方もいらっしゃいます。

今回はそんなルースを高く売るコツや買取事情について解説します。

ルースの買取は可能なのか?

ルースという状態で買取は可能か?についてですがこれはお店と宝石によって分かれます。

通常アクセサリーになっている場合は宝石の大きさが土台に刻印されますがルースの場合はそのような刻印ができませんので石の大きさがわかりません。

宝石の買取というのは石の大きさや品質によって価格が決まりますが大切な査定ポイントであるサイズがはっきりとわからないと買取金額を出すことが難しいのが現状なのです。

またダイヤモンドやサファイア、エメラルドなど需要が高い宝石であれば買取してもらえる可能性は高いですが、石のみでの需要が高くないものの場合は買取を断られる場合があります。

実は査定しやすいルースの買取事情について

ルースはサイズが分からないため買取金額を出すのが難しいと説明しましたが、土台がない分石全体を見ることができますので品質を見るにはルースは最も優れています。指輪などアクセサリーとして加工されている場合必ずどこかの部分で留められているためその部分を見ることができませんがルースの場合は360°からその石を見ることができますのでそういった面で考えると実はルースは査定がしやすいです。

ルースと製品では買取価格に差が出るのか?

ルースでも指輪やネックレスなど製品に加工されている場合でも評価の基準は一緒ですので宝石自体では買取価格に差が出るという事はありません。あくまでも宝石の質によって価格に差が出ます。例えばルースの状態で3万の場合は製品になってもその宝石は3万円で製品の場合は土台が金やプラチナなどであればその金額がプラスで加算されるといった金額の算出方法になります。

ルースの買取を断られた場合はどうしたら良い?

ルースの状態で買取に出したけど買取を断られた場合は、鑑定書や鑑別書の発行を検討してください。しかしそもそも鑑別書などがあっても金額があまりつかない宝石の場合は取得する費用がかかってしまうだけですのでその場合はやめましょう。

ルースを高く買取してもらう方法

ではルースを少しでも高く買取してもらう方法を今回3つのポイントに分けて解説します。

鑑定書や鑑別書を作る

最も高く売れる方法が鑑別書や鑑定書を発行するという事です。ダイヤモンドであれば鑑定書、その他サファイアやルビーなどの色石であれば鑑別書を取ることによって石の大きさや品質がわかりますので正確に査定をしてもらえます。

国内にもいくつか鑑定機関はありますが特に有名なのが中央宝石研究所と言う鑑定機関です。

宝石を専門に扱うお店で売る

ルースを高く売る二つ目の方法は宝石を専門的に取り扱うお店で売るという事です。宝石の買取には専門的な知識と経験が必要で特に色石は見る人によって評価が異なります。知識や経験がない鑑定士が査定をしても正確な評価ができずに金額が安くなる場合が多いです。特にルースになると特殊な機械がないと正確な大きさも図ることができないため、仮にルースをそのまま売りたい!という場合は総合買取店よりも宝石の買取に特化した専門店で売った方が高い確率で高く売る事ができます。

比較をする

ルースや宝石だけではなくブランド品全般に言える事ですが売る時は数店舗比較して売ると言うのが高く売るには大切なポイントです。先ほども言いましたが宝石は特にお店によって査定額が異なります。特に石のサイズが大きくなればなるほどお店によって価格差が生じます。必ず宝石を売る時は数社比較してから売るようにしましょう。

ルースを購入できる場所と目的

ルースは宝石店やネット、百貨店など比較的簡単に手に入れる事ができます。ルースを買ってどうするの?と思わるかも知れませんが石に品質などにこだわりがある方は自分の望むグレードの石だけをまず購入してそのあとに好きなデザインのアクセサリーを作ったりもします。ネットで購入する場合は品質が分かりませんので個人的にはあまりオススメはしませんが実際にルースを見ると宝石本来の魅力を感じます。

まとめ

以上今回はルースとは一体何なのか?ルースは買取ができるのかなどについてまとめました。ルースとは土台がついていない宝石の事で買取はお店によっては断られたりもします。宝石好きの方や石にこだわりがない方でないとルースを買う事はあまりないかと思いますが宝石好きの方にはぜひルース本来の美しさを楽しんでいただきたいです。百貨店に入っているジュエリーショップでもルースを購入する事ができたりもしますのでぜひ興味がある方は一度ご覧になってみてください。

この記事を監修した人
KAKITANI

ブランド鑑定士歴13年。
東京都在住。東京を中心に大阪などでも買取業務を経験。現在買取専門店に在籍中。
得意なジャンルは時計、バッグ、宝石。
【所持資格】リユース営業士/ファイナンシャルプランナー3級

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