元々ロレックスの中では廉価シリーズという立ち位置でリーズナブルな価格帯であったエアキング。
2016年に大幅にデザインチェンジされ価格もサブマリーナなどと近い価格帯となり耐磁性機能を備えバリエーションは1種類と大きく方針チェンジとなりました。
今回はそんなエアキングの買取価格はどのように推移しているのかまとめました。
エアキングの価格推移について知りたい方!エアキングの購入を検討しているけれど今どのような状況なのか知りたい方は是非参考にしてください。
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ロレックス エアキング最新買取相場表
2023年8月時点でのエアキングの買取相場を型番別に表にまとめました。
型番 | 文字盤 | 新品買取相場 | 中古買取相場 |
---|---|---|---|
126900 | ブラック | ¥1,200,000 | ¥1,100,000 |
116900 | ブラック | – | ¥930,000 |
14000M | ブラック | – | ¥460,000 |
14000 | ブラック | – | ¥430,000 |
記載の金額は保証書が揃っている場合で状態が良い、年式も高年式の価格ですので保証書がない個体や年式が古い場合は記載の金額よりも下がってしまうと思っていただいた方がいいです。
ここ数年分のエアキングの価格を調べたところ、モデルによっても多少異なりますが2021年から2022年にかけて15%〜20%上がっており2022年から2023年に入ってからはそこまで大幅な価格変動はなく2023年に入ってからも変わらないと言った状況です。
他のロレックスシリーズでは2023年に入ってから緩やかに上がっているモデルも多い中エアキングは上がってはいないのが現状です。
1990年頃~2000年後半にかけて製造されていた14000など型番が5桁のエアキングは中古のマーケットで比較的多く流通しているモデルで、5桁のエアキングも2023年に入ってから上がってはおらず現行の126900、旧型の116900と同じような動きをしております。
高騰を続けるロレックス。ドレスウォッチですがスポーティな要素もあるエアキングは中古で50万円台でもかなり販売されていますので5桁のエアキングは変わらず購入しやすいシリーズとも言えます。
エアキング 126900買取価格推移
2022年から製造されている現行のエアキング
型番 | 2023年1月 | 2023年2月 | 2023年3月 | 2023年4月 | 2023年5月 | 2023年6月 | 2023年7月 | 2023年8月 |
126900 | ¥1,100,000 | ¥950,000 | ¥1,000,000 | ¥1,000,000 | ¥1,000,000 | ¥1,100,000 | ¥1,130,000 | ¥1,100,000 |
2022年以降製造されている現行のエアキングRef.126900。旧タイプに比べてパワーリザーブ時間が大幅に伸びているなど実用性があがっているため需要が高いです。
2023年1月時点での買取価格は110万。2月は下がり95万。3月〜5月は少し相場が戻り100万前後をキープ。2023年6月以降から徐々に上がっております。
登場してまだ1年半ということで流通数が少ない為、更に価格が伸びそうな気配もありますが旧型とそこまでデザインが変わらないことなども影響してか旧型の需要も一定数あり大きく価格は伸びてはいない状況です。
ブランド | ロレックス |
シリーズ | エアキング |
型番 | 126900 |
文字盤 | ブラック |
ベゼル素材 | ステンレス |
ブレス種類 | オイスター |
ブレス素材 | ステンレス |
ムーブメント | キャリバー3230 |
パワーリザーブ | 70時間 |
製造期間 | 2022年〜 |
エアキング 116900買取価格推移
型番 | 2022年1月 | 2022年2月 | 2022年3月 | 2022年4月 | 2022年5月 | 2022年6月 | 2022年7月 | 2022年8月 | 2022年9月 | 2022年10月 | 2022年11月 | 2022年12月 | 2023年1月 | 2023年2月 | 2023年3月 | 2023年4月 | 2023年5月 | 2023年6月 | 2023年7月 | 2023年8月 |
116900 | ¥1,000,000 | ¥1,250,000 | ¥1,100,000 | ¥1,050,000 | ¥1,000,000 | ¥920,000 | ¥900,000 | ¥950,000 | ¥950,000 | ¥950,000 | ¥870,000 | ¥950,000 | ¥1,000,000 | ¥880,000 | ¥900,000 | ¥900,000 | ¥900,000 | ¥930,000 | ¥940,000 | ¥930,000 |
2016年から2022年まで製造されていた現行のエアキングでRef.126900のベースとなっているRef.116900。
リューズガード部分であったりムーブメントが異なったりと現行のモデルに比べると性能は若干落ちますが安定した人気を保っています。
2022年5月時点で100万で以降月によって上げ下げしながら2023年1月時点では100万と22年5月時点と同額となっています。
2022年をもって生産終了となりましたが、生産終了が噂されはじめた2022年1月後半から2月にかけて一時期買取価格が120万を超えました。
2023年に入ってから価格が変わっていないのであまり人気がないようにも見えますが2020年時点では65万だったためその時と比べると30%ほどアップしています。
ブランド | ロレックス |
シリーズ | エアキング |
型番 | 116900 |
文字盤 | ブラック |
ベゼル素材 | ステンレス |
ブレス種類 | オイスター |
ブレス素材 | ステンレス |
ムーブメント | キャリバー3131 |
パワーリザーブ | 48時間 |
製造期間 | 2016年〜2022年 |
エアキング 14000M買取価格推移
型番 | 2022年1月 | 2022年2月 | 2022年3月 | 2022年4月 | 2022年5月 | 2022年6月 | 2022年7月 | 2022年8月 | 2022年9月 | 2022年10月 | 2022年11月 | 2022年12月 | 2023年1月 | 2023年2月 | 2023年3月 | 2023年4月 | 2023年5月 | 2023年6月 | 2023年7月 | 2023年8月 |
14000M | ¥440,000 | ¥420,000 | ¥450,000 | ¥450,000 | ¥420,000 | ¥420,000 | ¥420,000 | ¥450,000 | ¥450,000 | ¥460,000 | ¥480,000 | ¥460,000 | ¥460,000 | ¥450,000 | ¥450,000 | ¥450,000 | ¥480,000 | ¥480,000 | ¥420,000 | ¥460,000 |
2001年頃から2007年頃まで製造されていた14000M。前モデル1400と比較すると約3万ほど買取相場は高い傾向にあります。
文字盤のバリエーション、素材のバリエーションが様々ありますが黒文字盤が一番安定した買取価格を保っています。
製造終了してから15年以上が経過していることもあり状態によって査定額が変わってきます。特にブレスレットがくたびれてしまっているとマイナス査定になりやすいです。
ブランド | ロレックス |
シリーズ | エアキング |
型番 | 14000M |
ケースサイズ | 34mm |
ベゼル素材 | ステンレス |
ブレス種類 | オイスター |
ブレス素材 | ステンレス |
ムーブメント | キャリバー3130 |
パワーリザーブ | 48時間 |
製造期間 | 2001年〜2007年 |
エアキング14000買取価格推移
型番 | 2022年1月 | 2022年2月 | 2022年3月 | 2022年4月 | 2022年5月 | 2022年6月 | 2022年7月 | 2022年8月 | 2022年9月 | 2022年10月 | 2022年11月 | 2022年12月 | 2023年1月 | 2023年2月 | 2023年3月 | 2023年4月 | 2023年5月 | 2023年6月 | 2023年7月 | 2023年8月 |
14000 | ¥410,000 | ¥390,000 | ¥420,000 | ¥420,000 | ¥390,000 | ¥390,000 | ¥390,000 | ¥420,000 | ¥420,000 | ¥430,000 | ¥430,000 | ¥410,000 | ¥410,000 | ¥420,000 | ¥420,000 | ¥420,000 | ¥450,000 | ¥450,000 | ¥400,000 | ¥430,000 |
1990年から2000年頃まで製造されていたエアキング14000。中古のマーケットでは一定数流通数があり買取相場は40万~45万の間をキープしています。
14000Mと同様に製造が終了してある程度年月が経過していますので使用感がある個体も多くあります。
特にシルバーは文字盤は変色している場合もあり基本的に文字盤が変色してしまっていると査定額はマイナスになってしまいます。
反対に付属品が揃っている個体は状態が良いものは高値が付くことが多いです。
ブランド | ロレックス |
シリーズ | エアキング |
型番 | 14000 |
ケースサイズ | 34mm |
ベゼル素材 | ステンレス |
ブレス種類 | オイスター |
ブレス素材 | ステンレス |
ムーブメント | キャリバー3000 |
パワーリザーブ | 48時間 |
製造期間 | 1990年〜2000年 |
エアキングの今後の買取価格推移について
今後エアキングはどのような価格推移となっていくのか?相場を予想するのは非常に困難ですが現行のエアキングそこまで大幅な価格変動はなく現在の価格を引き続き保つのではないかと予想されています。
ミルガウスのように生産終了した場合、価格が上がっていくことも想定できますが2022年に発表されたばかりですのでまだまだ生産は続くと予想。正規店での購入が極端に難しいモデルではありませんので流通数の増加も考えられます。
旧型のように耐磁機能が備わっている場合コストパフォーマンスが良いと注目を浴びる可能性もありますが、仕様がかわっていますので極端に価格があがる要因が現状ありません。
しかし5桁のエアキングはロレックスの中で手が出しやすい価格帯ということから再度注目度が上がっていますので緩やかにあがっていく可能性があります。
型番が5桁の当時のエアキングは数が多いため一気に上がることは想像しにくいですが、一方長く人気があるシリーズのため価格が暴落するようなことも考えられません。
安定した価値を保つコストパフォーマンスが良い時計を探されている方には特に旧型のエアキングはおすすめです。
ロレックスのエアキングを高く買い取ってもらうコツとは
最後にエアキングの時計を売却しようかと検討されている方に高く買い取ってもらうコツを3つ紹介します。
- 人気が高いモデルを購入しておく
- 相場を定期的にチェックして高い時に売る
- 売却時は複数の買取業者に査定を出す
人気が高いモデルを購入しておく
現行のRef.126900と前モデルのRef.116900はバリエーションが1つですが、116900よりも前のモデルに関しては文字盤・ベゼル・素材などバリエーションが様々あります。
文字盤の色などによっても買取価格が異なるため人気が高い種類を購入しておくのも大切です。
どの文字盤の人気が高いのか?買取価格が高いのかは変わったりもしますので一概にはどれが良いか言えませんが、「黒文字盤」「白文字盤」は安定した人気があります。
またアンティークを除くエアキングに関しては年式が新しい方が買取価格は高い傾向ですので中古で購入する際は保証書の日付・シリアルもチェックしてから購入するようにしましょう。
相場を定期的にチェックして高い時に売る
エアキングやロレックスに限らず高級時計の買取価格は為替、定価変動、需要、流通数、景気など様々な要因で変動します。
特にロレックスは人気と注目度が高いブランドと言うこともあり価格変動しやすいブランドです。そのため相場を定期的にチェックし高い時に売ると言うのがエアキングを高く売る方法の1つです。
買取相場のチェック方法についてですが本記事でも定期的にエアキングの価格推移を更新しておりますので定期的にチェックして頂くか、売りたい時計の型番+買取相場を検索するとある程度目安の金額は出てきますのでそちらを参考にする。もしくは価格ドットコムなど販売金額を参考にするのも1つの方法です。
より正確に買取相場を知りたい方は買取店に問い合わるのが一番正確です。
複数の買取業者で査定をする
こちらもエアキングやロレックスに限らず行ったほうが良い時計を高く売るコツですが、1社のみの査定で売却するのではなく複数の買取業社に査定見積もりを行った方が良いです。
現行のエアキング126900であれば買取相場は似たり寄ったりしますが旧型、旧旧型など製造が古くなればなるほど査定額に開きが出てくる傾向です。
お店によって買取したあとの販路も異なれば時計に対する評価にも違いがあります。どこの買取店が高いかはその時々で違いますので1社でも多く見積もりを出すことをおすすめします。
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