IWCの時計は資産価値が高い?価格が下がらないモデルとは

クラシカルなデザインで機械式時計ブランドとして有名なIWC(インターナショナルウォッチカンパニー)。ロレックスやオメガなどに比べると知名度こそ高くありませんが、時計が好きな方や時計に詳しい方であれば必ずと言っても良いほど高い知名度があるブランドです。

IWCは歴史も長く中古のマーケットでも需要がある時計ブランドと言う事もあり資産価値は高いと言えます。今回は中でも格が下がりづらいモデルやシリーズはあるのかなどIWCの資産価値について解説していきます。

IWCの時計はなぜ資産価値が高いのか?

IWCの時計はなぜ資産価値が高いのか3つの理由に分けて解説します。

流行廃りがなく時代に左右されないデザイン

IWCはシリーズによりますがクラシカルなデザインのモデルが多くいつの時代でも需要がある時計が多いです。特に代表的なシリーズと言えばポルトギーゼシリーズで1930年代に登場しましたが基本的なデザインはほとんど変わっておりません。時代の流れとともに進化もしていますがどの時代でも愛されるデザイン性であるという点は安定した資産価値を保つ理由にもなります。流行があるデザインであれば一時期的には人気が上がり価格も高騰する場合がありますが、IWCには流行などなく常に安定した人気と需要があります。

多彩なバリエーション

IWCは比較的落ち着いたデザインが多いですが、アクアタイマーなどファッショナブルなデザインの時計も展開されています。ベゼルに黄色やオレンジと言った大胆なカラーリングを施されたモデルも多く遊び心も感じます。アクアタイマー以外にもインジュニア、ダヴィンチと言ったIWCならではのデザインをしたシリーズも展開しており、幅広い方からの支持と人気を集めています。多彩なバリエーションがあるがゆえに飽きられる事もなく長年IWCが人気ブランドである理由の1つとなっており資産価値を高める理由にもつながっています。

長年築き上げた信頼と実績

IWCは1868年に誕生した時計ブランドで創業以来時計を製造し続きて来ました。ブランドによっては時計ブランドとして誕生したもののジュエリーなども展開するブランドもありますがIWCは時計専門のブランドとして創業してからこれまで時計のみ製造してきました。トゥールビヨンやパーペチュアルウォッチなど複雑機構が搭載したモデルも製造。正確な時間を刻み続けるIWCの時計は確固たる信頼と実績を積み上げて来ました。ぶれない方針と高い技術力がある為、何年たってもIWCの時計は価値があり続けます。

IWCの中で資産価値が高い、価格が下がりにくいモデルとは

IWCと言ってもモデル、シリーズによって資産価値は様々です。価格が下がりにくいモデルの特徴をまとめました。

複雑機構を搭載していないモデル

IWC以外の時計ブランドにも共通して言える事ですがトゥールビヨンやミニッツリピーターなど複雑な機構を搭載しているモデルは特に定価が高くなりがちです。一見すると価格が高いモデルの方が資産価値は高いのでは?と思いますが実際売る時は安くなる傾向にあります。その理由としては需要が関係します。複雑な機械であればあるほどメンテナンス費用、維持費もかかるという事もあり需要がそこまで高くないのが現状です。安定した価値を求めるのであれば定番モデルを選ぶのが無難です。

レディースモデルよりもメンズモデル

基本的に時計全般レディースモデルよりもメンズモデルの方が資産価値が高くこれはIWCも例外ではありません。IWCは女性よりも男性からの人気が高く中古市場でもIWCは圧倒的にメンズモデルの方が需要が高いです。レディースシリーズの中で価格が高騰するモデルは少ない為資産価値として持つのであればロレックスなど王道ブランドの方が良いです。

派手なデザインよりも定番モデル

IWCにも少し大胆なカラーリングやデザインをしているモデルも存在しますが、基本的には定番モデルの方が常に安定した需要と人気がある為価格が下がりづらいです。IWCは他のブランドに比べて限定○○本と言ったモデルが少なく、限定モデルも本数にもよりますが価格が下がりづらかったりもします。価格が下がらないモデルが良い!と言う方はシンプルで使うシーンなど選ばない時計を選ばれた方が良いです。

IWCが高く売れるタイミングと売却方法

せっかくIWCの時計を売るなら少しでも高く売りたいのではないでしょうか。IWCの時計が高く売れるタイミングと売却方法について3点ほど解説。

使わなくなれば早めに売る

IWCの時計はデザインこそさほど変わりませんが針の色が変わったり同じモデルでも若干デザインチェンジする場合があります。IWCは高騰する可能性がそこまで高くないのが現状で使わない際は早めに売った方が高く売れる可能性が高いです。年々下がり続けるという訳ではありませんが使わないでしまっておくとムーブメントの調子が悪くなる可能性もあり結果的に査定額が下がる可能性があります。

個人売買ではなく買取店で売る

IWCのような高級時計を高く売るなら間違いなく個人売買などではなく買取店を利用した方が良いです。その理由としてはコピー品が流通しているためです。IWCのコピー品の中にはかなり精工にできている物もあり一般の方では見抜くことが困難な場合も多いです。仮にトラブルになった際などすり替えられても気づかない可能性などもあります。IWCの時計を売るならプロがいるお店で売るようにしましょう

景気や円安など世間の雰囲気を読む

IWCだけではなく時計全般に言える事ですが基本的に高級時計は景気が良い時と悪い時では良い時の方が商品は売れますので結果高く売れます。最近の出来事ですとコロナウィルスの影響で経済が悪くなると見込まれ結果時計があまり売れなくなり買取金額も下がりました。また為替も時計売買には関係しており円安の方が海外業者に高く売れますので買取の際も円高よりも円安時の方が高く売れます。

売る時は数社見積を出す

時計を売る時は必ず数社見積を出すようにしましょう。その理由はお店によって査定ポイントや売り先が異なり買取金額に違いが生じる為です。面倒だなと思ってもこれは必ず行った方が良いです。モデルにもよりますが万単位で違うというのはよくあります。基本的にどこのお店も査定料はかかりませんので出来る限り多くのお店に査定を出すようにしましょう。

IWCの時計買取価格目安

IWCの時計買取価格の目安はモデルやシリーズなどによってもかなり異なりますが定価の4割から5割前後になるモデルが多いです。IWCはどちらかと言うと時計好きの方に愛されるブランドと言う事もあり付属品がないと2~5万は査定額が安くなります。また革ベルトのモデルが多くベルトの状態によっても万単位で査定額は変わります。並行輸入、正規店購入どちらでも評価自体に差はありません。

今後のIWCの時計資産価値を予測

IWCの時計は今後資産価値が上がるのか?下がるのか?についてですが結論現状とほとんど変わらないのではないかと言うのが予想できます。IWCは流行などがないブランドでそこまで斬新な時計を製造するブランドではありません。限定モデルやコラボモデルなどを多く製造しているブランドであれば人気の上げ下げで価値が変わる事が予想できますがIWCはそういったブランドではないため安定した価値を保ち続けるブランドです。

この記事を監修した人
KAKITANI

ブランド鑑定士歴13年。
東京都在住。東京を中心に大阪などでも買取業務を経験。現在買取専門店に在籍中。
得意なジャンルは時計、バッグ、宝石。
【所持資格】リユース営業士/ファイナンシャルプランナー3級

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