
1220m、3900mと圧倒的な防水機能を備えるシードゥエラー。
防水というロレックスがこだわる機能がつまったシードゥエラーはサブマリーナなどと比べるとロレックスが好きな方や他の人が持っていない時計が好きと言う方に特に支持されています。
今回はそんなシードゥエラーの中からいくつかモデルをピックアップして価格がどのように推移しているかグラフでまとめました。
今後価格推移はどのようになりそうかについてもまとめてみましたのでシードゥエラーの価格推移について知りたい方は是非参考にしてください。
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ロレックス シードゥエラーの価格推移について

シードゥエラーの価格推移についてですが、ここ数年で最も高かったのは2022年3月〜6月頃で以降は徐々に下がっている状況です。
為替であったり需要、流通数など様々な事情によって価格は異なりますので今後どのように価格推移するかは非常に予測が困難です。
しかし2023年9月に価格改定で行われシードゥエラーも10%前後価格が上がっていますので今後の価格が上がる可能性が考えられます。
価格推移表からもお分かりいただけるかもしませんが、いかにロレックスの価格が変動するか確認することできます。
ロレックス シードゥエラー 型番別価格推移
早速ですが型番(モデル)別に価格推移を解説していきます。
126600(赤シード)

日付 | 126600 価格 |
---|---|
2020年1月 | ¥1,980,000 |
2020年6月 | ¥2,010,000 |
2021年1月 | ¥2,020,000 |
2021年6月 | ¥2,090,000 |
2022年1月 | ¥2,300,000 |
2022年6月 | ¥2,690,000 |
2023年1月 | ¥2,210,000 |
2023年6月 | ¥2,130,000 |
2017年に登場した現在も製造されているシードゥエラー126600。文字盤のシードゥエラーという文字が初代シードゥエラーと同じく赤色となっており「赤シード」と呼ばれることもあります。
防水機能が高いシードゥエラーはサイクロップレンズという日付部分が拡大するレンズではありませんでしたが、126600はサイクロップレンズ使用と普段使いする上での実用性も向上しています。
登場以来常に定価以上の値段で取引されており2023年9月改定後の定価は約173万ですので定価よりも40万ほど高く販売されている場合が多いです。
126603

日付 | 126603 価格 |
---|---|
2020年1月 | ¥2,450,000 |
2020年6月 | ¥2,470,000 |
2021年1月 | ¥2,440,000 |
2021年6月 | ¥2,460,000 |
2022年1月 | ¥2,740,000 |
2022年6月 | ¥2,990,000 |
2023年1月 | ¥2,730,000 |
2023年6月 | ¥2,630,000 |
シードゥエラーでは初となるイエローゴールドとステンレスのコンビモデル126603。2019年に登場し話題になりました。
防水機能が高い時計が良い!ステンレスではなくキラキラと豪華なモデルが欲しいと言った方には最適なモデルです。
元々シードゥエラーは定価が高くシリーズでなおかつコンビモデルということで2023年9月改定後の定価は約236万。世間では260万近辺で販売されていますのでそこまで大きくプレミア価格はついていないのが現状です。
136660 ディープシー

日付 | 136660 価格 | 136660 Dブルー 価格 |
---|---|---|
2023年1月 | ¥2,410,000 | ¥2,550,000 |
2023年6月 | ¥2,390,000 | ¥2,520,000 |
2023年9月 | ¥2,320,000 | ¥2,550,000 |
2022年に登場した現在も生産されている現行のシードゥエラーディプシー136660。前モデルである126660と見た目はかなり似ており、ムーブメントも変わっていませんが、バックルにグライドロックエクステンションシステムが採用されるなど細かい部分の仕様が変わっています。
2023年に入ってからそこまで価格に動きはなく通常文字盤の方が230〜240万を推移、Dブルー文字盤が250〜255万を推移しています。
定価はどちらも180万後半ですので好みが分かれるディープシーも定価を大きく超えた価格で取引されています。
126660 ディープシー

日付 | 126660 価格 | 126660 Dブルー 価格 |
---|---|---|
2020年1月 | ¥1,960,000 | ¥2,110,000 |
2020年6月 | ¥1,810,000 | ¥2,100,000 |
2021年1月 | ¥1,910,000 | ¥2,170,000 |
2021年6月 | ¥1,990,000 | ¥2,190,000 |
2022年1月 | ¥2,210,000 | ¥2,450,000 |
2022年6月 | ¥2,370,000 | ¥2,720,000 |
2023年1月 | ¥2,090,000 | ¥2,400,000 |
2023年6月 | ¥1,990,000 | ¥2,270,000 |
2018年〜2022年の約4年間という短い期間製造されていたシードゥエラーディープシー126660。
3900mという驚異的な防水機能を備えるディープシーの2代目にあたるモデルで、ブラックとDブルーの2つの文字盤が展開されていました。
ディープシーは5.5mという非常に厚いサファイアクリスタルが採用され、中の構造も特殊なためケース自体がとても厚く大きなケースが好きな方にとくに支持されています。万人受けするモデルではありませんが、定価よりも高く取引されていました。
月によっても異なりますがDブルー文字盤の方が30万前後高い金額が付いています。
116660 ディープシー

日付 | 116660 価格 | 116660 Dブルー 価格 |
---|---|---|
2020年1月 | ¥1,850,000 | ¥1,980,000 |
2020年6月 | ¥2,040,000 | ¥1,980,000 |
2021年1月 | ¥1,950,000 | ¥1,980,000 |
2021年6月 | ¥2,080,000 | ¥2,100,000 |
2022年1月 | ¥2,150,000 | ¥2,320,000 |
2022年6月 | ¥2,340,000 | ¥2,750,000 |
2023年1月 | ¥1,940,000 | ¥2,450,000 |
2023年6月 | ¥1,980,000 | ¥2,190,000 |
2008年に登場して2018年まで生産されていた初代ディープシー116660。3900mという防水機能を備えた究極の防水機能ということでとても話題になりました。
Dブルー文字盤が登場したのは2014年のことで通常3月のバーゼルワールドで発表されることが多かったのですが、Dブルーは2014年の8月の登場したことでも話題になりました。
116660の後継モデルである126660とほとんど変わらない価格帯で販売されており根強い人気があることがわかります。
ロレックス シードゥエラー 価格変動のポイント

シードゥエラーの価格に影響するポイントとしてどのようなことがあるのか?今回3つポイントとして紹介します。
- 為替
- 価格改定
- トレンドの動向
為替
まず1つ目は為替です。シードゥエラーだけではなくロレックス全般に共通して言えることですが高級時計は為替の影響を受けやすいです。
具体的にどれくらい影響するのかは説明するのが難しいですが、円安になると買取のチャンスで、逆に買う時は円高の方が得になると言うのが覚えておきましょう。
直近は円安の動きをしていましたのでどちらかというと買取の方が得でしたが、今後若干落ち着いてくると販売相場も下がる可能性もあります。
価格改定
2つ目のポイントが価格改定です。
2023年に入って1月と9月に価格改定が行われましたが、1月の価格改定ではシードゥエラーは3〜4万くらいの高騰でそこまで大きく値段は変わりませんでした。
しかし9月の改定では126600で約16万、全てのモデル上がりました。率で言うと約10%の値上がりですので元々定価の設定が高いシードゥエラーは大きく値段があがった状況です。
定価設定が上がることは中古市場にも大きく影響してくるポイントです。
トレンドの動向
3つ目はトレンドの動向です。
具体的にはケースサイズが大きい時計の人気がどうなるのか?と言う点です。
シードゥエラーは他シリーズに比べてもケースサイズが大きいシリーズで126600で43mm、ディープシーが44mm、チタンを使用した5ディープシーチャレンジに関しては50mmと言うサイズ感です。
40mm前後のケースサイズが使いやすいと言われる時計界の中でシードゥエラーは全てのモデルケースサイズが大きいと言う特徴があり、今後ケースが大きい時計が注目されると人気があがり価格も上がる可能性があります。
今後のトレンドにも注目です。
ロレックス シードゥエラー 今後の価格推移について

モデル別に価格推移をまとめましたがシードゥエラーの価格は今後どうなるのか?予想してみました。
結論から言うと「これまでと同じ価格がベースで若干上がるのでは?」という予想です。
ここ数年の価格推移を見ていると2022年3〜6月頃に一時期的に値段は上がっているものの、ほとんど同じような価格帯となっています。
そのため今後も同じような価格帯になるのではないかというのが非常に濃厚です。
若干あがるのではないかと予想した理由は2023年9月の価格改定です。
シードゥエラーも10%値上がりをしましたので、コンビの126603に関しては20万以上、チタンを使用した126067に関しては30万以上も上がっています。
価格改定があがった分そのまま上がるというより、緩やかにあがるという方が過去の価格推移からも想像できます。