ロレックスなど自動巻き時計を使わない時の保管方法について

ロレックスなど腕時計の正しい保管方法って知っていますか?使わない時に適当に保管しておくと腕時計の寿命を短くしたり劣化や故障などにもつながる事があり結果として価値を落としてしまうなんて言う事にもなりかねません。

今回は腕時計の正しい保管方法について解説します。ロレックスだけではなくどのブランドの時計にも共通している事ですので時計はどのように保管したら良いのか分からない!と言う方は是非ご覧ください。

ロレックスが採用している自動巻き時計について

ロレックス公式HP

腕時計を作動させる仕組みにはいくつか種類がありロレックスは基本的に自動巻き(オイスターパーペチュアル)と言うローターの動きによってぜんまいを巻き上げる仕組みのムーブメントを搭載しています。自動巻きは精密なパーツが組み合わさっており制作には職人技が求められる為金額もクオーツ式に比べて高額です。ローターが回る事によって動く作りのため使わないと止まってしまいますが1つ1つの部品が組み合わさる事によって時間が動くという部分に魅力があります。

自動巻きとは別に電池式(クオーツ)もありますが電池式は電池が動くため使わなくても止まらずほとんど時間も狂わないという特徴があります。自動巻きに比べて使う部品の数も少ない為価格は自動巻きに比べて安いです。

使わない時の腕時計の保管方法

では使わない時時計はどのようにして保管したら良いのか説明します。

ケースに入れて保管をする

使わない時計をそのまま置きっぱなしにするのではなく購入した時に付属品としてついてくる箱などに入れて保管をするようにしましょう。時計をそのままでおいておくと何らかの原因によって傷がついたり汚れたり劣化の原因につながります。ケースに入れて保管する事によって直射日光などにさらされる事もなく傷がついたりする事を防ぐことができます。付属品の箱が大きいなどわざわざ箱に入れるのが面倒と言う方は安価で時計収納ケースが販売されていますのでそういったものに保管するのもオススメです。

定期的にリューズを巻いて時間を動かす

箱や収納ケースに保管をする場合定期的(理想は2~3日に1度)にリューズを巻いて時間を動かすようにしましょう。この際腕につけたり振動を加えて動かすのではなくリューズを巻くのがポイントです。リューズには油がついており定期的にまかないと油が固まってしまうという事がある為です。自動巻きの時計は部品を多く使っていますので定期的に動かさないと時計の寿命を短くなる事にもつながりますので、使わない時も定期的に時間を動かすようにしましょう。

電池が切れたまま保管はしない

クオーツ時計の場合電池が切れたまま保管していると電池から液が漏れて機械に付着して動かなくなるという事があります。これを液漏れと言いますが液漏れした場合は修理が必要になりますので余計な費用が発生します。万が一電池式の時計で当分使う予定がない等であれば新しい電池を入れて保管するか電池を外して保管するようにしましょう。

やめた方が良い腕時計の保管方法

保管する際にやめた方が良い腕時計の保管方法についても解説します。

電化製品の近くで保管する

テレビなど電化製品の近くで時計を保管するのは避けましょう。電化製品は磁気を発生させるため電化製品の近くで時計を保管すると時計が磁気帯びをしてしまいます。磁気帯びをすると正確に時間を刻む事ができなくなってしまい磁気帯びをした場合は時計店に行って磁気抜きをしてもらう必要があります。

水がかかるような所で保管しない

時計の天敵と言えば“水”です。水に強い時計もありますが時計に水がかかって良い事は基本的にありません。時計に水がかかりリューズの隙間などから内部に水が浸水すると機械が壊れたり文字盤にシミができたり、文字盤が腐食したりする原因にもつながります。水がかかるような場所での保管は絶対にやめましょう。

高い所、高温多湿な場所保管しない

腕時計を高い所で保管するのもやめましょう。時計は精密機械ですので衝撃に弱く落下など高い所から落ちると故障の原因にもつながります。また直射日光が当たる場所や湿度が極端に高い場所での保管も避けましょう。直射日光は変色や劣化につながります。劣化すると売却する際にマイナス査定になる事がほとんどですので気を付けましょう。

また時計本体は問題なくても経年劣化により箱がボロボロになってくる場合もあります。除湿剤などを箱の中に入れておくと箱の劣化を防ぐ事ができますのでオススメです。

保管方法も大切ですが保管する場所にも気をつけましょう。

ワインディングマシーンで保管するって実はよくない?

自動巻きの時計を保管する際ワインディングマシーンを使って保管する方が良いのかについてですが、これは色々な見解がありますがロレックスはワインディングマシーンを使っての保管は推奨していません。

その理由は下記の2つです。

・部品の消耗につながる

・磁気帯びになる可能性がなくはない

 

1つ目の“部品の消耗につながる”というのはワインディングマシーンの場合普段使っている上ではありえないような角度、姿勢で時計が回りローターを回転させる事があります。想定していない部分に負担がかかる事があり部品の消耗につながる事があります。また毎日時計をつけているのであれば夜など時計を外す時間帯があると思います。その時時計は休みますが仮にワインディングマシーンを回し続けると時計は休む暇もなくずっと動き続ける事になりますので部品の消耗につながります。

2つ目は磁気帯びです。基本的にワインディングマシーンは磁気帯びしないように設計されている物がほとんどですが機械ですので少なからず時期は発生します。ロレックスの時計は壊れにくい為ワインディングマシーンで磁気帯びする事はほとんどありませんが可能性としてはゼロではありません。これら2つの理由からロレックスはワインディングマシーンを使っての保管は推奨していません。

普段から出来る腕時計のメンテナンス方法

普段から時計を綺麗にしておいた方が売る時に高く売れる要因にもなります。自分でできるメンテナンスはそこまでありませんが今回3つ紹介します。

ケースを掃除

まずはケースの掃除です。マイクロファイバーと言う布でふくだけでも綺麗になりますが、爪楊枝、柔らかい歯ブラシなどを使って細かい部分の汚れを取りましょう。ケースのつなぎ目などにはどうしても汚れは溜まってしまいますが丁寧に汚れを取ると見違えるほどきれいになります。

ブレスレットの掃除

最も汚れがたまりやすいのがブレスレットです。駒と駒のつなぎ目などにたまった汚れを取りましょう。こちらも柔らかい歯ブラシや濡らしたティッシュなどで拭くと綺麗になります。特にティッシュはかなり使える掃除道具ですのでぜひ試してみてください!

革ベルトの場合

時計には革やラバーなどを使ったベルトタイプの時計もあります。革の場合は乾いた布で軽くふいたり綿棒などを使って汚れを取るようにしましょう。ラバーベルトの場合は濡れたティッシュなどでふくのもOK。香水をつける方はベルトに匂いが付きますので定期的にふくことをオススメします。ベルトに匂いがある場合はマイナス査定になる場合があります。

定期的なオーバーホールも忘れずに

自動巻きの時計は車で言う車検のように定期的なメンテナンス(オーバーホール)が必要です。オーバーホールをしなくても動きますが正確な時間を刻むうえで定期的なメンテナンスは欠かせません。オーバーホールの頻度や期間は使用状況にもよりますがロレックスの場合は10年以内に行う事が推奨されています。

ロレックスは数ある時計ブランドの中でも壊れにくい為比較的オーバーホールの頻度は少なくて問題ありませんがその他時計ブランドであれば3年~4年に1度は行った方が良いです。ただこの期間については使う環境や使用状況によって異なりますので時間がずれたりする場合は早めに行うようにしましょう。

まとめ

以上今回はロレックスなどの腕時計は使わない時どのように保管すべきなのか?普段から出来るメンテナンス方法についても解説しました。大前提として時計は定期的に使った方が調子も狂いにくく長く使う事ができますが、使わない場合は箱やケースに入れて定期的にリューズを巻いて動かすようにしましょう。ロレックス以外の時計は年々買取価格が落ちる傾向にありますので使わないかなと思ったら一度査定出して売却するというのも検討されてみてください。

この記事を監修した人
KAKITANI

ブランド鑑定士歴13年。
東京都在住。東京を中心に大阪などでも買取業務を経験。現在買取専門店に在籍中。
得意なジャンルは時計、バッグ、宝石。
【所持資格】リユース営業士/ファイナンシャルプランナー3級

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