【2023年最新版】ロレックスの資産価値が高いモデルについて

資産価値が高い時計ブランドといえばロレックスを想像する方も多いのではないでしょうか。

事実ロレックスは非常に資産価値が高く資産としてロレックスの時計を購入される方も多いです。

今回は資産価値が高いロレックスの中でも特に資産価値が高いモデルについてまとめました。

その他にもロレックスの資産価値を他ブランドと比較してみたり、ロレックスの価値が下がる時などについてもまとめましたので、ロレックスの資産価値について興味がある方は是非チェックしてください。

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KAKITANI

鑑定士歴15年。大手質屋で買取販売業務に従事し現在買取専門店に在籍中。
ブランドバッグや腕時計などブランド品買取に関する情報を発信したりメディアからの依頼で雑誌などの監修も行っています。

【取材・監修実績】週刊SPA/MBS毎日放送(ゼニゲバ)
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資産価値が高いロレックスのモデルについて

ロレックスと言ってもサブマリーナデイトナ、GMTマスターなどのプロフェッショナルモデルやデイトジャストなどのドレスウォッチがあり価値や買取相場は様々です。

ロレックスは全般的に価値が落ちにくいブランドですが中でも価値が落ちにくいモデルについて解説します。

ステンレスモデル

ロレックスにはステンレス素材のモデルから金もしくはプラチナを使ったモデルがあります。デイトナのプラチナモデルのように定価を大幅に超えて取引をされているモデルも多いですが相場変動が激しい一方、ステンレスモデルは比較的安定した相場、金額を保っています。

ステンレス素材のモデルの方が定価も安く使い勝手も良い為最も需要が高いです。

スポーツモデル(プロフェッショナルシリーズ)

最近ではドレスシリーズであるオイスターパーペチュアルの一部文字盤が定価を大幅に超えて取引されていますが基本的にロレックスはプロフェッショナルモデルの方が価値が高いです。

プロフェッショナルシリーズは生産終了モデルの方が高い場合もありますが、デイトジャストの場合、高年式モデルの方が高いです。

付属品が揃っている

特に保証書がついている個体は資産価値が高く値段も下がりづらいです。保証書がなくてもロレックスは修理など問題なく受け付けてくれますが特に海外の方は本物であるという証明の為にも保証書が揃っている個体の方を好みます。

デイトナ16520は5年前は150万ぐらいでしたが現在は300万近くにまで高騰していますが保証書がないと200万付近となんと100万近くも付属品があるかないかで差が出ます。

保証書が揃っている、ついている方が価値も上がりやすく安定した金額を保ちます。

ロレックスの相場や資産価値が落ちない理由

ロレックスの時計はなぜ安定した価値を保ち続けるのかについて解説していきます。

安売りやセールを一切しない

時計ブランドの中にはセールやアウトレットショップで売ったり並行輸入で安く販売したりするブランドもありますがロレックスは安売りやセールを一切しないブランドです。

そもそも人気があるブランドの為セールをする必要が全くありません。安く買う事ができないという点もブランドの価値を保ち続ける理由の1つとなっています。

価値を下げない流通数

価値を保ち続けるのに深く関係するのが流通数です。流通数が極端に増え簡単に手に入るようになれば必然的に買取相場や価値は下がります。

ロレックスの人気モデルは特に定価で購入することが難しく多くのモデルはプレミア価格がついています。近年は特に実物資産としての注目も高くなっている事もありロレックスの価値が上がっています。

また2019年11月から導入された転売防止を目的とした購入制限も安定した価値を保つ要因にもなります。

価値を下げないコントロールされた流通数、販売方法が安定した価値を保ち続ける理由の1つにもなっています。

デザインが大きく変わっていない

時計だけではなくジュエリーブランド、ファッションブランド含め基本的にどのブランドも全く新しいモデルを製造したりして飽きられないようにと対策を考えますがロレックスは基本的に登場してからほとんどデザインが変わっていません。

ケースサイズが多少大きくなったり小さくなったり、文字盤のバリエーションが増えたり、ムーブメントが改良されたりと進化はしますが基本的なデザインは変更されない数少ないブランドです。

デザインが大きく変わらないという点もすべてのモデルが安定した需要を保つ要因の1つとなっています。

いつの時代も安定した需要がある

資産価値を保ち続けるには安定した需要が必要です。需要がなければどんなに良い時計でも高く売ることが難しく結果的に価値が下がってしまう要因にもなります。

ロレックスはいつの時代も需要が高く、どのモデルも需要があります。モデルによって需要に差がありますがプロフェッショナルモデルは特に需要が高いです。

ロレックスの資産価値を他ブランドと比較

ロレックスは資産価値が高い!ということをよく耳にしますし、実際に資産価値が高いブランドですが、具体的に他ブランドと比べてどれくらい高いのか?

資産価値を定価からの買取率という指標でまとめ他ブランドと比較してみました。

ブランド平均買取率
ロレックス147%
オメガ41%
タグホイヤー35%
グランドセイコー51%
ウブロ43%
ジラールペルゴ43%
ベル&ロス33%

今回は人気時計ブランドの買取率を調査。ランダムに10モデルピックアップして買取率を調べ平均として表にまとめました。

結果ロレックスは他ブランドに比べて3倍近い数値となりました。

定価からの買取率だけが資産価値を示す数値というわけではありませんが、いかにロレックスの時計は高く売れるのか?需要があるのか?この数値から想像することができます。

KAKITANI
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他ブランドと比較してもロレックスの知名度・人気・需要はぐんを抜いていると言えるのではないでしょうか。

ロレックスのシリーズ別資産価値について

ロレックスにはさまざまなシリーズがあり、展開しているモデル・価格・人気に違いがあります。シリーズ別の資産価値について解説していきます。

デイトナの資産価値

デイトナはロレックス好きの方からも高い支持を集めていますが特に希少性が高い個体は資産価値が高いです。

デイトナはロレックスの中でも謎が多いシリーズでもあり、過去モデルには200タキ・段オチ・逆6・アイボリー文字盤など流通数が少ない個体もあり他モデルより高値で取引をされています。

ロレックスの中でも注目度が高いシリーズということ、高額で取引されているシリーズということも影響して資産価値、価格相場は変動しやすいシリーズです。

デイトナはロレックスの中でもハイクラス人気シリーズでどのモデルも定価を大幅に超えた金額がついています。

GMTマスターの資産価値

今ロレックスの中で最も熱いシリーズと言っても過言ではないGMTマスター。

デイトナと比べるとプレミア価格はついていませんが、デイトナよりもファッション性があるととくに若い層の方から評判がよくかなり需要が高いです。

ジュビリーブレスタイプはスポーティさと豪華さはGMTマスターならではの魅力です。

過去モデルも含めて人気があがっていますので今後の資産価値がどうなるか非常に注目です。

サブマリーナの資産価値

サブマリーナはロレックスの入門編と言われることがあるほど使いやすいシリーズです。デイトナほどの価格変動せずにどちらかというと安定した価値を保ち続けています。

サブマリーナの中でもグリーンサブと呼ばれる旧型16610LVには「ファット4」「ビッグスイス」「ライムベゼル」など希少性の高い個体があります。

定番シリーズですが、素材のバリエーションも豊富。年代によって文字盤・ベゼルのカラーリングが異なったりと進化を遂げています。

エクスプローラーの資産価値

エクスプローラーは他シリーズに比べると希少性が高い個体は少なく、有名な個体としては1990年から2001年の期間製造されていた14270の「ブラックアウト」が挙げられます。

エクスプローラーも資産価値が大幅にあがるというシリーズではなく根強い人気があり安定した価値があるシリーズです。

長針・短針・秒針のシンプルな3針タイプはいつの時代も需要があり今後も安定した資産価値を保つことが予想できます。

シードゥエラーの資産価値

シードゥエラーは突如新作が発表されたり、突如生産終了になったりとする傾向があり資産価値は変わりやすいと言えます。

サブマリーナと比較されがちなシードゥエラーですがサブマリーナと比べ性能は高いのですがケースが厚い、日付が見づらいなどの観点からそこまで評価は高くありません。

しかし性能はロレックスの中でも高く、高い防水機能を誇るシードゥエラーはロレックスの高い技術力を証明するシリーズともいえます。

デイトジャストの資産価値

ロレックスの象徴とも言える定番シリーズのデイトジャスト。

デイトナやサブマリーナなどのプロフェッショナルシリーズに比べると人気は低いと言われていますが、ラグジュアリーでドレッシーな雰囲気はいつの時代も需要があり安定した価値を保っています。

デイトジャストは比較的流通数が多いシリーズで価格は上がりにくい傾向でしたが、ここ数年でかなりあがっています。モデルによっては2倍以上の値段になっているモデルもあります。

流通数が多いため、ヴィンテージモデルのデイトジャストはそこまで価格は高くありませんが注目度が高いシリーズです。

ロレックスの資産価値が下がる時とは

ロレックスの時計は安定した価値を保つブランドでロレックスの相場が下がれば他の時計ブランドも必ず相場が下がると言われるほどです。

そんなロレックスでも値段が下がる時があります。

  • リーマンショック
  • コロナショック

ここ15年以内に大きく値段が下がったタイミングは2つあり、1つ目が2008年のリーマンショックです。リーマンショックはロレックスでさえも大幅に金額が下落。モデルにもよりますが20%以上は値段を下げました。

そして2つ目は去年3月頃から4月にかけて下落したコロナショックです。

今では逆に大幅に相場が高騰する原因になりましたが一時期5%〜10%ほど下落しました。

下がった時の状況から景気の先行きが不透明になった共通点があります。ロレックスの時計は贅沢品に該当しますので景気が悪くなった時に下がってしまう傾向にあります。

流通数も相場に影響しますので一概には言えませんが景気の先行きが不透明になった際にロレックスの価格が下がることが予想できます。

為替も相場に影響します。円高になれば買取相場は下がり円安になれば買取相場は上がります。

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