ロレックスなど腕時計を使用していると必ず傷がつきます。
傷と言っても日常的に使ってついてしまうような生活傷、どこかにぶつけてしまった際にできた打跡のような傷など傷にも種類があります。
時計は研磨する事によってかなり綺麗になる為、傷は気にしなく良いという情報を時折ネットなどでも見かけますが実際にロレックスの時計につく傷は気にしなくて良いのか?また傷以外に気にした方が良い事などについてまとめました。
ロレックスの時計につく傷はしないで良いのか?
まず最初にロレックスの時計につく傷は気にしないで良いのかについてですが、基本的に傷は必ずつき研磨で大抵の傷は取れますので気にしないで良いです。
そもそもロレックスはオイスタースチール、SUS904Lと言うかなり高級で耐蝕性と研磨性に優れた素材を使用しており長年綺麗な状態で使う事ができます。
ロレックスはステンレス素材以外にプラチナやゴールドなども扱っていますが、ステンレス以外の素材も研磨である程度綺麗になりますのでそこまで気にしないで良いです。
しかし過度に研磨をし過ぎると素材自体がどうしても痩せてしまいますので過度の研磨には注意をしましょう。
評価が下がってしまう傷の種類や箇所について
ロレックスの時計につく傷は基本的に気にしなくていいと先ほど説明しましたが、下記の様に傷の種類や箇所によっては売る時にマイナス査定となってしまう場合があります。
- 磨き仕上げでは取れない深い傷
- 打痕傷
- サンドブラスト仕上げ部分についた傷
- ガラス傷
①磨き仕上げでは取れないような傷に関してはマイナスの対象となってしまう場合があります。
ある程度は磨き仕上げで綺麗になりますが中には研磨で取りきれないような傷もありその場合マイナス査定になる場合があると言うのは知っておいてください。
駒の一部に磨き仕上げでは取れないような傷がついてしまった場合でマイナス査定になると言われた場合、その部分だけコマを外して査定に出すとマイナス査定されない場合もあります。
②一番マイナス査定になりやすいのがぶつけてしまった際などにつく打跡傷です。へこんでしまったりすると研磨ではなかなかとりづらいため評価は下がってしまいます。かたい所にぶつけたりしないように気を付けてください。
③3つ目がガラスについた傷です。ガラスに傷ってつくの?と思われる方も多いかと思いますがガラスに傷はつきます。肉眼ではわかりづらい場合が多いですがルーペなど拡大鏡を使ってみるとわかります。

ガラス傷はお店やモデルによっても異なりますが数千円から3万前後変わる場合があります。
④4つ目はサンドブラスト仕上げ部分につく傷です。サンドブラストって何かと言うとヨットマスターのベゼルに採用されている艶がないマット仕上げの事です。
サンドブラスト仕上げは通常の研磨よりも技術が必要なため、ロレックスでも研磨はできますが通常の磨き仕上げに別途4~5万かかりますのでサンドブラスト仕上げ部分に傷がついている場合は査定額に影響します。
ロレックスの時計につく傷を防止する方法
ロレックスだけではなく腕時計を付けていると必ず傷はつきますので傷をつけないように使うのは不可能に近いです。携帯電話の液晶のように保護シールを時計に付けて使うと時計本体に傷はつきませんが見た目が良くありません。
極力を傷をつけないようにするには普段からの使い方に注意をしながら使うに限ります。特に固い場所にぶつけてしまった場合は傷になりやすいため注意が必要です。

腕時計を置くときも勢いよく置くのではなくゆっくりと置くなど大切に使うと傷は少なく済みます。
傷以外に気を付けた方が良い事とは

傷はどうしてもつきますのでそこまで気にしないで良いのですが傷以外に気を付けて欲しい事がポイントが2つあります。
- 付属品を大切に保管する
- 定期的に柔らかい布で拭いたり汚れを取る
1つ目が「付属品を大切に保管する」という点です。
付属品と言うのは箱と保証書、コマ、取り扱い説明書やタグなど全てです。ここ最近特にロレックスは資産価値として持つ方が増えている事もあり付属品が揃っているかどうかは売る時に大切なポイントとなっています。本体を大切にすることは勿論ですが付属品も大切に保管してください。
2点目が「定期的に時計を拭いたり、綿棒などで汚れを取る」という点です。
時計を拭いたりしていると傷などにも気づくことができ、時計に愛着もわき結果として大切に扱うようにもなります。
時計の状態を定期的にチェックするのはとても大切な事で、定期的に汚れを取ってあげる事によって時計は綺麗な状態を保ってくれます。
まとめ
以上今回はロレックスの時計につく傷は気にしなくて良いのか?傷以外に気を付けた方が良い事などについてまとめました。
ロレックスは磨き仕上げしやすいブランドですので気にしなくていいですが、PVDコーティングなど特殊なコーティングを施しているブランドも中にはありそのようなブランドの場合は傷は気にした方が良いです。
高級時計でありながら気兼ねなく使えるという部分もロレックスが長年愛される理由の1つです。